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!年末特集! AI書き起こしを極める! 基本編

ここでいう書き起こしとは、AIに音声を聞かせて、文字に書き起こすというものです。文字起こしとも言いますね。いろんな種類があります。なお、ここではAIによる翻訳は含みません。あくまで書き起こし(Transcription)に限定しての話とします。実際、AIで書き起こしができるのは通訳者としては助かるというか非常に便利なのですが、それ以上にリアルタイム翻訳までできてしまうと、通訳者が不要になるので、それでは困ります!(笑)ここではAIでリアルタイム翻訳(というか通訳)はまだまだ無理ですねーということにしておきます(笑)

私が最初に使うようなった書き起こしはOtterです。もう1年以上前のことだと記憶してます。録音された音声をアップロードしたり聞かせたりして、書き起こしさせるサービスです。最近は使ってないのでわかりませんが、私が使っていたころは対応言語は英語のみでした。最近はどうなんでしょうか。。。

似たようなサービスにNottaというのがあります、こちらは英語以外もサポートしているようです。議事録を作成するとかのサービスの中に書き起こしがある感じでしょうか。基本的に有料サービスなので、ちゃんと使ったことはありません。(私は原則、有料のサービスは使用しないのがモットーです(笑))

さて最近使われている書き起こしツールと言えば、

  • オンライン (ZOOMTeamsなど)
    • オンライン会議自体が提供する文字起こし機能
  • PC ローカル (Windows)
  • スマホ・タブレット(Android)

こんな感じでしょうか。

オンライン会議自体が提供する文字起こし機能

まず、オンライン会議の文字起こし機能は最近充実してきました。性能も非常に高いと評判です。ただ、致命的な問題点があります。この機能は会議のホストが設定するものなので、会議の一般参加者として参加する通訳には占有して使う権利がありません。例えば、ホストがこの機能をオンしてなければ、文字起こしは使えません。さすがに通訳がホストに文字起こしをオンしてください!とお願いできるケースは少ないのではと思うので、運に任せるしかありません。また、ホストが設定をオンにしてて使える場合にでも問題が。それは参加者が誰でも設定(言語)を変更できるので、英語の文字起こしをしていたのに、参加者の誰かが、日本語に変更したら、突然日本語の文字起こしが始まるということが起こりえるのです。実際にそんな例を目撃したことがあります。このように運任せなのです。これは致命的ですね(笑)やはり書き起こし機能は、自分自身でコントロールできるようにしておかないとダメだということですね。

Windowsに備わっているLiveCaptionアプリ

ということで次はパソコン(PC)で使える書き起こし機能のLiveCaptionです。結論、これは使えます!英語だけでなく多言語に対応しています。また英語の方言(米国、インド、オーストラリアなどなど)の設定もできます。私がよく使うのはオーストラリア英語とインド英語です(笑)ただいくつか注意点があります。

  • PCの性能に依存する(CPUに結構な負荷がかかるので、非力なPCだとスムーズに動かないです)
  • 書き起こしの文章が消えてしまう(画面に表示されているだけでスクロールしてさかのぼってみることはできません。長いチャンクになると全部表示できずに古い部分が消えてしまいます。通常、同通では問題になりませんが、逐次案件だと要注意です。

詳しい使い方は実践編で紹介します!

Google Live Transcribe

現時点ではこれが本命の書き起こしアプリです。文句のつけようがないくらいよくできています。いい点を挙げると

  • タダ
  • 操作が簡単
  • オフラインで動く
  • スマホだけで動く
  • 長い文章も保存できる

Google様さすがです。これを無料で無制限に使わせてくれるという太っ腹。これはぜひ使うしかない!

欠点というか問題点を挙げると

  • アンドロイドスマホ(又はタブレット)限定! 私にはとっては問題ではありませんが(笑)アンドロイドスマホ持ってない人はまずアンドロイドを買いましょう!
  • スマホのマイクで拾った音声を書き起こすので、オンサイトなどの現場ではそのまま使えるが、オンライン会議ではそのままでは使えない!ケーブルで音声を流して聞かせてやる必要があるのですが、市販のケーブルではダメなことが多い。この点がまさにテックよしき特製書き起こしケーブルの出番なのです。詳しくは実践編で紹介します!

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