Windowsに標準で付属しているLiveCaptionは書き起こし機能としてなかなか優秀ですと以前ご報告しました。
WindowsのLive Captionが優秀 | Tech-Yoshiki テックよしき
その後、新規で購入した新PCでもLiveCaptionを使っていたのですが、どうも調子が良くなかったんです。PCの性能は申し分ないし、今までのPCより性能は上がっているはずなのに、LiveCaptionの書き起こしがもたつくことが増えました。なんで??と疑問だったのですが、最近謎が解けました。
英語を書き起こしてもらう目的で使っていますので、設定言語は一番スタンダードな米国英語にしていたのですが、これが良くなかった(笑)なぜかというと、言語を米国英語に設定していると、書き起こしだけでなくリアルタイム翻訳も自動でやってしまうのです。この画面にあるとおりCaptionだけでなくTranslateまですると書いてあります。

つまり英語以外の言語(例えば日本語)で話すと、Captionにはリアルタイム翻訳された英語が表示されるのです!ちょっと変な英語に翻訳されて表示されてしまってます。翻訳機能があることはいいのですが、通訳時の書き起こし機能としては邪魔です(笑)
余計なことしなくていいから、英語は英語のまま、日本語は日本語のまま書き起こしてほしいんですけど、何語でもすべて英語に無理やり翻訳してしまってます。このせいで、普通の書き起こしのスピードも若干遅くなって、ぎこちなくなってしまってます。翻訳するかどうか迷ってる?感じでしょうか💦翻訳機能をオフする設定はさがしてみたところ見当たりません、なんだかなあ。
しょうがないなあ、、と思っていたある日、試しに米国英語をやめてオーストラリア英語にしてみました。ある会議でのスピーカーがもろAussie訛で聞き取りに苦労してたので。

するとあら不思議。LiveCaptionの書き起こしがするするとなめらかになりました。話されているのがオーストラリア英語かどうかはあまり関係なく、どんな英語もちゃんとすらすら書き起こしてくれます。なぜなのか?というと、オーストラリア英語の設定では翻訳機能はサポートされていないから、のようなのです。翻訳をせず書き起こしだけするようになったので、例えば日本語のパートは無視されて英語で話される箇所だけスムースに書き起こしてくれます。これこれ、これでいいんですよ!
ということでLiveCaptionをお使いでしたら英語なら普通は米国英語でしょ、と決めつけずに他の英語に設定してみてはいかがでしょう?
現在私はGoogle LiveTranscriptとWindows LiveCaptionの二刀流でやってます(笑)使えるものは何でも使うぞ!ってことで☺
追記)
投稿を読んだ方から、設定をオーストラリア英語に変えてみたけど、特に変わらなかったとのことで、その方の場合は、米国英語の場合でも翻訳なしで書き起こしのみで動いていたからのようです。実は私も古いPC(Lenovo)では同じ状況でした。今回新しいPCでは米国英語に翻訳するようになったのです。どうもこれは Copilot+ PC対応かどうか?で決まっている様子です。なんでもいいけど、どうなっているのか説明もないし、とにかくわかりにくいです💦マイクロソフトさんなんとかして!(笑)
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