Google Live Transcribeアプリが優秀です（続報） でご紹介している書き起こしアプリ用ケーブルですが、上手く動いている報告をいただく一方で、動かないというご報告をいただいて、調査しておりましたが、接続する相手によってはうまくマイク入力を認識しないことがあることが判明しました。USBアダプター等に接続する場合は問題なく動作しますが、パソコンやスマホの3.5㎜ジャックに直接接続する場合にはマイク入力の検出が正常に行われず、書き起こしアプリに信号が入力されない場合があります。これはパソコンやスマホには接続されたケーブルが3極か4極かを識別する機能があるためで、ケーブルが4極ケーブルとして接続されたように識別される必要があるのですが機種によっては３極ケーブルとして認識されてしまう場合がありました。
そのため、パソコンやスマホから正しく認識されるようにケーブルの設計を変更して改良版を作成しました。
現在モニターで使っている方でうまく動いていない場合はぜひ改良ケーブルをお試しください。改良ケーブルは従来品とは内部の部品が異なりますが外観および使い方はまったく同じです。
注）すべての機種で動作確認できていませんので、もしうまく動かない！と言う場合はお手数ですが、ご連絡ください。その際は、相手の機種（PC、スマホ、USBオーディオアダプターなど）の情報を添えていただけますと助かります。
10月18日追記）
会員の方からご質問があったのでここで回答します。
「書き起こし機能を2つ同時（日本語と英語）に使いたいのです。PCの音を分岐させてAndroidスマホ２つにケーブルとヘッドホン（計３つ）を繋いでもLive Transcribeは使えますか？
はい、できます。オーディオスプリッタなどで分岐して、ケーブルでスマホに接続すればOKです。スプリッタにはいろんな種類がありますがどれでも機能は同じですので、お好きなものを使ってください。たこ足しても大丈夫？と心配になる方もいらっしゃいますが、基本的に（変なものを繋がなければという意味）たこ足オッケーです。
またスプリッタを使うと音量が下がるしまうんじゃ？と思われるかもしれません。が、実は音量は変わりません。「そんなのおかしい！」と思われる方もいらっしゃるかもしれません、お気持ちはわかります（笑）直観的には２つに分岐したら半分になるような気がしますよね。しかし、オーディオ信号では分配しても音量の元となる信号の電圧の強さは変わらないので、音量はまったく変わりません。これ以上詳しく説明しようとすると電気回路の基礎（オームの法則、テブナンの定理など）の話になってしまうので、やめておきます💦
スプリッタはいろんなのがあります。例えばこんなのが。。
[【100均で買えるスマホグッズ】イヤホンスプリッター] – ケータイ Watch
私は格安のダイソーの100均スプリッターを使ってます。3つに分けたいときはスプリッター２つをたこ足配線したりしてます。
11月2日追記）
改良新バージョンを用意してモニター希望者を募集中です。現在の在庫は6本！多いのか少ないのかよくわかりませんが（笑）早いもの勝ちなのは確か。ご希望の方はお問い合わせください。
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コメント
改良版のケーブルを利用しました。ケーブル1本で接続できるのでスマホ周辺が整えられました。
また接続したケーブル類との相性もよく、Google Live Transcribeの精度も高くて使い心地はとても良いです。
ただ通訳の実務を考えるときに便利過ぎるがゆえに画面の文字起こしに頼り過ぎてしまうと本来のリスニングが疎かになってしまいそうなのは要注意だなと感じました。頼れる相棒にはなり得るもののあくまで補助として活用するのが最善かなと思いました。
コメントありがとうございます！
すっきり書き起こし環境ができてよかったですね。おっしゃる通り、Live Transcribeの書き起こしの精度はかなりいいと思います。便利すぎて頼ってしまうのが玉に瑕、、やはり自分の耳をメインにしなくてはいけませんね（笑）